春香楼の中華ちらし
しんなんネット「中華ちらし特集」↑↑↑↑↑↑↑↑の「春香楼編」について
親方の奥様より当時の様子を取材しました。
従業員が食べている中華ちらしを常連客たちは食べたくてしかたがない。
ある日、常連客のひとりが親方に「つくってくれ」と頼みました。
がんこな親方は「メニューに無いものはつくれねえ」
当時は客よりつくる方が偉かったのです。
我慢できない常連客はある日メニューを作ってきました。
「新発売 中華ちらし寿司 380円」
それを見たがんこな親方は「酢飯じゃねえからちらし寿司じゃねえ」
次の日、常連客は「寿司」を削ってメニューを作り直してきました。
がんこな親方は「仕方ねえからつくってやる」
こうして春香楼の「中華ちらし」が誕生したのでした。
380円は常連客が勝手にきめた値段だそうです。(現在は650円)
当時「500円亭主」という言葉があったそうです。
”1日のこづかいが500円”
今とあんまり変わんないですね。
春香楼の親方は今でもがんこ?です。
by quxing-si | 2011-03-22 20:04 | うまいもん